海の底の藻屑

漫画やアニメを見ながら中身のない話をするブログ

目眩く時の彼方で、奇跡が導く2018秋アニメの感想とか何とか

 やる気と元気は勇気からっ! 皆さんこんにちは、ナマコ男です。いかがお過ごしでしょう。 今年もそろそろ終わりそうになりまして、私はといえば毎週やがて君になる寄宿学校のジュリエットに精神的にボコボコにされています。いやだって可愛いんだもん…… 

 

 もうすぐアニメ最終回という事実を受け止めきれません。

 

 

 

 

 さて、もう年の瀬、もう秋クール終了、ということで今期も個人的ランキング感想など話していこうかなと思います。(前回はリリスパについてがっつり話してしまったので) 毎度のことですが、あくまで「個人的」であるということを留意しつつ参考にしていただけたら嬉しいです。

 

 それでは早速

 

 

 

 

 

 

 

 

2018年秋 総評

 まずはクール通しての感想から。今期は全体的に面白く、クオリティも高い作品が多かったなという印象です。単純に私の好きな作品が他のクールに比べて多かった、もしくは好きの次元が一段上の作品が数個あったからかもしれませんが、俗にいう「豊作」でした。今やアニメ界の看板とでもいうべき「ソードアート・オンライン」や7年の時を経て待望の3期が放送された「とある魔術の禁書目録」、円谷プロとTRIGGERという実写とアニメーションでそれぞれ有名なスタジオのタッグで贈る「SSSS.GRIDMAN」、有名スタジオ京都アニメーションP.A.WORKSがそれぞれ新シリーズを、その他新進気鋭のタイトル多数などなど、放送前からかなり期待度が高かった2018年秋でしたが、放送前の期待を大きく上回った素晴らしいクールだったと思います。

 

 特筆すべきはオリジナルアニメ「ゾンビランドサガ」でしょう。この作品の勢いには目を見張るものがありました。放送前こそジャンル不明の謎のゾンビアニメという認識でしたが、6話ごろから一気に面白くなり最終話前後ツイッターも尋常ではない盛り上がりを見せていました。こういった人気原作の後ろ盾の無いオリジナル作品の爆発的ヒットの存在も、2018年秋が「豊作」であったと鮮烈に印象づける要因だったのでしょう。

 

 これは完全に個人の趣向によると思うのですが、今期は茅野愛衣さんでしたね。(?)

 単純にビッグタイトルの主演クラスの人気キャラを(知る限りでは)3役演じ、しかも全て良い。茅野さんの声は元々とても好きで、彼女の演じるキャラは大抵好きなのですが、今期は頭一つ抜けていたなと。いや、めっちゃ好きだ……

 

 

 

 

 

 

私的ランキングと作品ごとの評価

 さてさて、そろそろ各作品の評価の方に移っていきましょう。繰り返しますが、あくまで個人的感想なので気に食わない点があればアンチコメントを投稿するなり直接罵倒するなりスマホ投げるなり、なんでもござれ。いや、なんでもはダメなんですけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1. やがて君になる

 世界。今期の茅野愛衣さんその1。映像、音楽、演出、脚本、演技、何から何まで丁寧な作品。1話からしてその尋常ならざる気合いの入れようが伺えます。単に百合アニメと一言で括りたくない、奥の深い作品です。アニメを見て、原作を読み返して変更点を確認して、耐えきれなくなりまたアニメを見て……(数回繰り返す) 普段はあまり同じクールの作品を何度も見返したりはしないのですが、今期は凄かったです。友人Tが「この美術部には問題がある」を無限に周回していた頃が懐かしくなりますね。

 

 

 

 

 この作品との出会いはおそらく2年前、ちょうど2巻が発売した頃だったと思います。初めて書店で単行本を目にしてその絵柄色使いに心を奪われ衝動買い。百合漫画はそこまで好んで読むわけではないのですが、この作品は私の知る作品たちにはない不思議な魅力があり、その後も今まで継続して読んでいます。少女たちがままならない気持ちに振り回され悩み苦しみ、その種はよく見る恋愛物語とは違った形をしているけど故に彼女たちの姿はより眩しく輝いて見えます。ほんと天才だわ…… 最後には美しい花を咲かせて欲しいですね。

 

 キャラクターの中で特に好きなのは佐伯沙弥香です。整ったはもちろん*1  、ふわっとウェーブがかったハーフアップロングヘア、完璧ともいうべきスタイル、細かな所作から滲み出る上品さ、完全に一目惚れでしたが、スマートに仕事をこなす姿や、意外にもたまには不真面目なところ、努力家なところや臆病なところと、乙女なところ。巻を重ねるごとに彼女の新たな魅力が見えてきて、そして5巻「共演者」で ───。

 

 

 アニメ化にあたりエピソードは再編、演出が追加されているのですが、どれもが物語をより美しく、登場人物の心をより効果的に描写する素晴らしいものです。キャラクターの些細な表情や仕草はもちろんのこと、水中朝顔問答コーヒーカップ道路標識に到るまで、いたるところに登場人物が言えず飲み込んだ言葉、あるいは自分でも気づいていない気持ちを視聴者が知る手がかりが象徴的に散りばめられています。映像としてここまで表現に富んだものは久しぶりだなと感じました。

 個人的にはアニメ7話原作12話「種火」では冒頭に置かれていた「飲み込んだ言葉は〜」からの沙弥香の予感の一節が物語の締めの「今はまだ、このままで」の直前に移動させているのが好きですね。セリフを音声で聴くため一続きの方が分かりやすいですし、沙弥香が心を押し込めて自らが苦しむことを知りつつも、それでも今はこの距離を保って燈子の隣を歩いていたいという決意と諦めをより効果的に感じられます。いやもうほんと沙弥香が尊すぎて今日も辛いんだけど……

 

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↑ 原作では正常のこのカット、カメラを回して沙弥香の侑に対する圧迫感がビシビシ伝わってきてすごく好きです。声色も絶妙に深くていいんですよね…… 

 

 

 加えて演技。何気ない日常会話からドキッとする可愛らしいセリフ、さらには寒気がするほどの冷たい言葉まで。原作で想像していたキャラクターの息遣いと同じ、いやそれ以上に理解が深い、まさにそのキャラクターが喋っていたという表現が相応しい演技でした。この作品に登場するキャラクターは皆それぞれ複雑な思いを抱いているのですが、その色々な絵の具を水で溶いたようなもやもやした感情がリアルに表現されており、もはや見事以外の言葉が浮かびません。燈子や沙弥香の放つ重い氷塊のようなセリフには、画面越しに投げかけられる底の知れない表情も相まってこちらまで緊張してしまいました。いやほんと、すんげ。

 

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自分たちの燈子に対する「好き」は「特別」ではないと侑に静かに言い放つシーン、仮面をかぶった様な冷ややかな表情とまるで動じていないかのような声色、素敵です…… この後の信号待ちのシーンは電撃大王2018年12月号掲載の36話「いつかの明日」を読む前によく確認しておきましょう

 

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↑ 駅で偶然中学時代の先輩の遭遇した時に見せる不敵な笑み。原作では無表情よりの表情でしたが、挑発するように微笑むこちらの方が場面と心情にマッチしていると思います。その直前の先輩への嫌悪でだんだんと歪む表情もものすごく好きなシーン。彼女、結構顔に出るんですよね。そんなところも好きです。また、先輩に決別を告げる沙弥香の声も良いんですよねこれが。余裕に、大胆不敵に、好きですねぇ……*2  燈子と2人きりになった時に見せる乙女な表情も可愛いのですが、その時の燈子と沙弥香の温度差にどうしようもなく辛くなってしまいます。 でも好きですねぇ………

 

 沙弥香に関しては先日発売したライトノベル「佐伯沙弥香について」を読むことを強くお勧めします。作中通して完全に沙弥香の一人称視点で進むので沙弥香が好きな人には堪らないでしょう。もちろん話の内容は、結末は知っているもののとても面白いですし、体温などを用いた表現は原作を彷彿とさせ、直接言わずとも(沙弥香自身が知り得ずとも)印象強く心情が伝わってくるのが見事でした。

 短め価格安めでとてもお得です。原作と合わせて是非。

 

 

 

 作品を彩る音楽にも注目です。BGMはどの場面でも効果的にキャラクターを引き立て、主張しすぎずにそれでいて印象的でした。ゆったりと静かなBGMが心地よく好みドンピシャでした。サントラも購入したいですね。

 OPテーマは安月名莉子さんの1stシングル「君にふれて」、力強くありつつ切なげなメロディが耳障りの良い曲でとても好みです。OP映像の座席下に積もる花びらが印象的ですね。カップリングとして収録されている「rise」はアニメ9話体育祭のリレーの場面での挿入歌として使用されています。こちらもすごく素敵です、初めて9話を見たときはぶっ倒れました。沙弥香のなんだかんだ言いつつ燈子のために全力で駆ける姿がとても美しいです。沙弥香は運動もイケる口なのがとても好きですね、いやほんと凄いよ貴女……     

 どちらの曲も歌詞が良いですね、好きです。

 

 何よりも、侑と燈子が歌うEDテーマ「hectopascal」、これ、これですね。これ!!! 今期有数の中毒になる曲。小粋なテクノポップとやはりちょっとだけ切ない2人の距離感を語る歌詞が絶妙です。本編でEDが放送されて一度で虜に。それからED発売までは試聴動画が手放せなくなり、気がついたら頭の中でループ、遂に発売してからはカップリングも合わせていつも聴いています。とても気持ちがいい。ED映像もポップで可愛らしく、見ていて幸せになります。横スクロールで登場人物が並んでるし実質カーニバルファンタズムだこれ。

 カップリング曲の「好き、以外の言葉で」もバケモノ級です。「hectopascal」とは打って変わって滑らかで深みのあるクラシックサウンドが、作中でも象徴的に扱われる星空を想起させます。決して「好き」と言えない侑からするとあまりにも悲しいこの曲、ラスサビ直前が世界です。まだ聴いた事ないよという方、是非、是非。特に侑が好きな方、是非。各種配信サイトでもレンタルでも、なんならCD購入でも、是非。

 

 

 

 13話が最終話ということで今からそわそわしているのですが、原作の話から見るにまだ物語の半分もやっていないんじゃないかなと思います。少なくとも6巻の文化祭終了までは映像化してもらいたいですね。今後のメディア展開にも目が離せません。

 

 なんだか沙弥香の宣伝みたいになってしまいましたが、他のキャラクターも負けず劣らずクセが強く魅力的ですので、楽しみにしていただければ。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「今日もし廊下でまた見かけたら、なんでも言えそう────」」

 

 

 

 「な気がした……」

 

 

 

 

 

「私は好きよ。」 

 

 

 

 

 

 

2. ソードアート・オンライン アリシゼーション

 今期の茅野愛衣さんその2。いや、SAOは遂に来るところまで来たなと言ったところ。 心待ちにしていた方も多い事でしょう、もちろん私もです。待ちに待ったアリシゼーション編4クールって金と気合いの入り方が尋常ではありませんね。映画も大ヒットだったため作品に対する期待度はとても大きなものだったと思いますが、現状1クール終わる時点ですがもうその期待に十二分に応えるクオリティを維持しています。美術作画と総合的な完成度は今期、いや近年でも一二を争う出来ではないでしょうか

 加えてBGM。前作までと同様に今回も梶浦由記さん担当ですが、いやぁ11話のswordlandアレンジは今までで一番好きかもしれません。早くサントラで聴き込みたいのですが発売はおそらく来期の終わりか、ともすればアリシが全て終わった後なんてこともあり得るのですぐには手に入らないだろうと気長に待っています。

 音楽といえばOP、EDも欠かせません。OPはアインクラッド編で同じくOPを務めたLiSAさんで「ADAMAS」、EDはフェアリーダンス編とファントムバレッド編でOPを担当した藍井エイルさんで「アイリス」。

 「ADAMAS」は疾走感溢れるロックサウンドが、怒涛の青年期を駆けるキリトとユージオの物語にぴったりな一曲です。OP映像でのイントロの原作イラストを思わせる夕焼けに走る在りし日の少年少女3人組、Bメロのアリス、サビのソードスキルがシンクロするキリトとユージオ、サビ終わりのハンドシェイクを交わして旅立つキリトとユージオ、いや尊みポイントが多すぎますね。困ります。

 

 「アイリス」は静かで寂しげなAメロBメロ、一気に激情が溢れ出る激しいサビがアリスを想うユージオの辛い心持ちを思い出させてこちらまで心が苦しくなってしまう一曲、めちゃくちゃ好きです。ED映像でもほぼほぼユージオのカットで、これまでのED映像に登場するのが各章のメインヒロインということもあり「ユージオが完全にヒロイン」なんて言われていますが、まぁ実際そう。修剣学院時代のユージオあれ絶対キリトの嫁だもん。 

 ネタバレになるためあまり詳しくは語りませんが、おそらく2クール目最終話付近になるであろう「第一位との決着」、もしくは「扉をあけて旅立つ」シーンで挿入歌として使用されたら流石に涙を禁じ得ないし、なんなら数日寝込むレベルで曲が辛いです。本当に気が気でない。

 

 

 

 

 

 

 

 さてさて、何と言っても、私がこのエピソードを熱望していたのはそう、

 

 

 

 

 

 

 

 

  アリスが動いて喋る

 

 理由の大半がこれであると言っても過言ではないでしょう。つい先日放送された、同じく11話で遂に整合騎士「アリス・シンセシス・サーティ」として再登場を果たしましたが、

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良い………

 

 初めて公式サイトでキャラデザを見たときは髪の輪郭線を髪色と同じにしていたため何となく違和感を覚えていたのですが、今となってはアリスの綺麗な髪が映像ではとても映えて「いやこれ天才じゃん。」と考えを改めた次第。劇場版の頃からテレビシリーズに比べて線が細くなったなという印象ですが、弱々しさを感じさせずとても丁寧なので好みです。

 

 幼少時代の天真爛漫なアリスも微笑ましいため好きですが、あの頃の面影を残しつつ、しかし心はどこまでも冷徹に変わってしまった今のアリスも痛ましくありつつ愛おしいですね。(顔がめちゃくちゃ良いので) *3 もそうですが輝くブロンドの髪可愛らしいリボンで三つ編みに束ね、しかもカチューシャ(的な何か)までつけているのはあまりにも可愛いです、内面と外見のギャップも堪りませんね。

 

 今後の気持ちの変化もとても楽しみです。大戦編が待ち遠しいですね。

 

 また新章に突入する原作ライトノベルにも注目していきたいところです。19巻からまだ読んでいないため、(見間違いかもしれないが)21巻表紙のアリスが何故猫耳なのか分かりませんが(あらすじから大体は察したが、果たして)、アリスの活躍をまた見られることがとても嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「大丈夫よ、心配しないで。」

 

 

 

 

 

 

 

 

3. SSSS.GRIDMAN

 1993〜1994年にかけて放送されていた円谷プロ制作の特撮ドラマシリーズ「電光超人グリッドマン」を原作に同タイトルのショートアニメーションの制作経験のあるTRIGGERが制作した特撮アニメーション。

  OxTが歌うOP「UNION」は記録的大ヒット。不思議でありつつも明るく快活なメロディとグリッドマンモチーフの歌詞がとても気持ちがいいです。度々挿入歌として使用されていますが、これがもうめっッッッッッッちゃアツい。男子ってこういうのが好きなんでしょ?私は好き

 

 友人の特撮オタク数人の放送前の所感はかなり好感触だったためそこそこの期待をしつつ1話視聴。まんまとすぐに引き込まれました。元々特撮系の作品には興味があったのですが、「シリーズが多く、話数も多い」「配信サイトになかなか無い」などと理由を付けて見てはいませんでした。渡りに船で新作の1クールアニメで、好きなスタジオが制作しているということでかなり下がったハードルをちょこんと踏み越えたら……。ヒーローと怪獣のバトルいいですね。バトルシーンでずっしりと重量を感じさせながらもアクロバティックなグリッドマンの動きに童心に返って(子供時代に円谷プロ作品を多く視聴していた訳では無いのだが)、画面に釘付けになっていました。回を重ねる毎にグリッドマンがサブウェポンで強化されて、遂に全部乗せ最強体になるこの流れ、男子ってこういうのが好きなんでしょ?を完璧に体現したかのようです。私は好き。

 

 アニメで特撮、はそれなりに珍しいのではないかなと思いますが、自由に空を駆けるスカイグリッドマンミサイルサーカスグリッドナイトの軽やかな動きなど素早い動きと特撮を両立させたシーンを見た時には「アニメで特撮をする意義」というものを何となく感じました。全てアニメーションなので基本的に何でも映像として不自然ではないのがよかったですね、どんなに現実ではあり得なく再現不可能であっても絵で描けば解決するので。

 

 そしてアニメ特有といえば「女の子」ですね。実写の女性キャストに不満があるということでは全くなく、深夜帯アニメなのでより萌え寄りに、より前衛的な心理描写が可能になっているのではないのかなと思います。可愛い女の子のアニメキャラというそれだけで視覚的に幸せなのですが、本作の2大ヒロインの1人新条アカネ」の闇が深いの何の。これはニチアサでは放送出来ませんワァ……*4

 

 アカネといえば、アカネの心理描写がメインの9話が私は特にお気に入りです。アカネの心の闇にグッと踏み込んだこの回は今期でも屈指の名エピソードだったと思います。見ていて凄く寂しいんですよね、アカネに救われて欲しいと強く思わされました。

 

 ヒロインのもう1人、「宝多六花」もとても魅力的です。11話でアカネに「友達」として語るシーンには胸がアツくなります。「設定」とか「神様」とか、六花としては正直知ったことではないし、どうでもいいんですよね。ただ彼女の友達であるそれだけが彼女の大切なことで、その友達を助けたい一心で駆けつけ説得を試みる姿はとてもかっこよかったです。最終話では2人で笑っていて欲しいのですが、どうなるでしょうか。

 2人のあり得た高校生活を映像化したであろうED *5 「youthful beautiful」、歌うは内田真礼さんです。爽やかでどこか寂しげな青春感の強い曲はとても好きで、この曲もその例に漏れず。歌詞を聴けばアカネと六花を思ってとても辛くなってしまいます。最終回、救われて?

 曲に関連して、作中を通して度々合唱曲が挿入歌として使用されています。最初こそ制作側の趣味かと思っていたのですが、9話の「心の瞳」10・11話での「Believe」と、場面を象徴的に示すヒントになっていたのは素晴らしかったです。少し異なりますが、チェーホフの銃的で実に面白いです。こういう風景や何気ない日常、今作では合唱曲にキャラクターの心理描写を任せる演出、大好きです。考えてる人天才だなぁ。

 

 

 

 さてさてキャラクターの話の続きで、この作品の好きな点として「完全な一般人がメインキャラクターに混ざっている」ことが挙げられます。海将くんですね。特撮大好きオタクな彼ですが、物語序盤ではグリッドマンの活躍をすぐそばで観ることが出来ることがただただ楽しくてしょうがない様子でした。ヒーロー物のオペレーター気分を味わえたら誰だって楽しく気持ちが良くなるでしょう。けれど彼って結局怪獣退治においては特に何もしていないんですよね。ウルトラシリーズの知識を駆使した解説はそれなりに重宝されていましたがそれが必須であったかというと正直肯定しかねます。遂に11話で裕太が床に臥してしまってから、自分の無力さと浅ましさに押し潰され、更に六花でさえ面識のあったアンチを自分だけが知らなかった疎外感などもあり完全に精神がやられてしまいました。

 記憶喪失で相当な不安だったであろう裕太を今まで一番近くで精神的に支えてきたのは紛れもなく内海なのですが、普通に接していた友達ある日突然、自分の憧れの特撮ヒーローに変身して、巨悪と戦っている姿を間近で目にしてきたからこそ自分を価値がないものだと思ってしまうのかもしれません。体格や体型、顔立ちに恵まれた訳でもなく、1人で楽しく侘しくオタクをしている凄い奴の友達という主人公になりきれない彼の満たされない等身大の悩み、劣等感がこの作品により現実感を持たせていると私は感じています。

 一般人なのは六花の同じなのですが、彼女の場合は前に進む強さを持っているため、内海とは一線を画しています。内海はなよっとしてるんですよね。

 

 

 

 

 とうとう最終回。内海が最後にどんな活躍を見せるのかアカネは救われるのか。注目です。*6 とりあえずアレクシスをぶん殴って欲しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

「そうかもしれない、なぜなら私は『ハイパーエージェント』、グリッドマンなのだから。」

 

 

 

 

 

 

 

 

4. RELEASE THE SPYCE

 このクール中では特に毎週楽しみにしていたタイトルの一つ、伏線確認や考察のために何度か見直したりもしたので上位です。前回個別で記事にしたので簡単にだけ。

namakootoko.hatenablog.com

 

 

 遂に最終話が来てしまいますね。前回は軽く考察などをしたのでテストの答案返却前にも似たそわそわした心持ちです。私としては、とにかく、バッドエンドだけは回避して欲しいなとだけ。次回予告の画像の中には案の定スパイスを服用したと思われる天童のカットが。状況としては薬物散布阻止のためにゲッカコウ内部に突入したツキカゲ弟子ズが待ち構えていた天童と人形の軍勢に完全に囲まれ防戦一方というシーンでしょう。絶望しかない、これもうほとんど若葉が単身バーテックス撃退に乗り出しその身に神霊を下ろし孤軍奮闘する時のあれ*7  と同じじゃんほんと許されん#おのれタカヒロ

 

 先日発売になったBD/DVD、各巻特典でブックレットや結城友奈は勇者であると同様にみなとそふと制作のPCゲームなどが付属するので色々と余裕が出て来たら揃えたいです。

 

 

 

 しつこいようですが、近日アニメの前日譚たる「GOLDEN GENESIS」の単行本が発売されます。信じられない分厚さになるようで、十中八九単行本限定の新規書き下ろしエピソードが収録されるのでこちらは是非チェックしてもらいたいです。

RELEASE THE SPYCE GOLDEN GENESIS

RELEASE THE SPYCE GOLDEN GENESIS

 

 

 

 

 

 

 

「熱く、鋭くッ!」

「キメる──」

「滾らせるっ!」

 

 

 

 

 

 

 

5. ゾンビランドサガ

 今期のダークホース最終話に世界を感じました。1話放送前にYoutubeで公開されていた「ゾンビランドサガ』チョットだけ教えてあげる動画」シリーズは面白宮野真守さんが見られるということでPart1のみ視聴しており、キャストとゾンビが出てくるということ以外は完全にブラックボックスのヤバイオリジナルアニメが来てしまったなという印象のみでした。

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↑宮野さんがめちゃくちゃ面白い動画、地味に巽幸太郎のコスプレなのがまた面白いですね。

 

 イロモノ枠のつもりでさっくり1話を見始めたのですが、もう冒頭から訳がわからず、お決まりのサバイバル系かと思いきやそんなこともなく、1話はとにかく訳がわかりませんでした。というか宮野さんの圧がいつもの比ではない、笑いに振り切りすぎでしょこんなの笑わないわけないやん。どうやらゾンビとアイドルを掛け合わせたアニメらしく、まぁ試みとしては圧倒的に奇抜だし話によるなと高を括っていたのですが、回を重ねるごとに「あれ、これめちゃくちゃ面白いじゃんやつ……」と心境変化、7話「これめちゃくちゃ面白いやつだ!」と確信。さらに回を重ね最終話で遂に神に。7話以降泣くポイントが多すぎる。まs、リリィ……

 

 言いたいことは色々あるのですが、最終話で最初にタチアガレしたのがなの最高すぎでしょ無理。あと歌唱中の純子ちゃんの声かっこよすぎる問題

 

 そして最後に、巽幸太郎、お前……!!!!*8

 

 

 

 

 

 

「おっっっはよぉございまぁああああああああす!!!!!!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

6. 寄宿学校のジュリエット

 

 

 

 

 

 

 杉田智和さん「ジュリ男おぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!!!!!」

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↑ 杉田さんの迫真の雄叫びでしばらく笑っていられる動画。先日特典抱き枕カバーの裏面のイラストが公開されましたがこれは完全に「この太ももがすごい2018」大賞でしたね……

 

 

 今期の茅野愛衣さんその3めっちゃ可愛い。安定して可愛い女の子の作画、クラシックサウンドでエモーショナルなBGM、ペルシアが可愛い、一筋縄では行かない恋物語、露壬雄とペルシアの世界に争う姿、ペルシアが可愛い、癖があまりにも強いキャラクターと豪華キャスト陣、原作理解の深いオリジナルシーンが多数、そしてペルシアが可愛い。たくさんの魅力が詰まった良いアニメでした。*9

 

 変な話、クール7週目くらいまでは毛ほども見る気が無かったのですが、友人Rに半ば無理矢理見せられました。ありがとうな。かの有名な戯曲ロミオとジュリエットをモチーフにしたマガジン連載漫画、ヒロインが茅野愛衣さんというのは知っていましたが(JOYSOUNDのCMパートで度々目にしていたため)、詳しくはさっぱり。突然見るぞと言われた時は興味もなく、あまり乗り気ではありませんでした。*10

 

 1話視聴前「いやw いうてもただキャラが可愛いだけでしょ見る必要無いっすわw」

 1話視聴後「次見る?しょうがないなぁw ささ、早いとこ見ましょ。」

 

 

 

 

 数日後「3周目見よ。」

 

 

 

 今となっては原作11巻まで購入、「いや急にどハマりしたな!?」と自分でも驚いています。これが「恋」……?

 

 

 ヒロインであるペルシアが可愛いのはもちろんなのですが、体育祭編ラストの組手の作画が尋常では無かったのが一気にハマったきっかけだったと思います。本格バトルモノ並みのSEと思わず息を飲んでしまう激しい攻防、好き合っている恋人同士が全力で戦っている姿に心が震えました。(直後のおっぱいクソ野郎もそれはそれで好きなのですが)

 

 先日とうとう放送されてしまった最終話ですが、ゃ〜〜〜〜〜〜よかったですね!!ペルシアの素直な気持ちと覚悟「美しい」ってこういうことなんだなと堪らず胸がアツくなりました。期待していた決闘も圧巻の迫力でめちゃくちゃ拍手しました。他にもエピソードを補完するアニメオリジナルも素晴らしいです。藍瑠が白猫寮に向かう前のシーン証拠品についてペルシアに弁明するシャルや結局剃毛されてしまうスコットなど、話の溝が埋まってファンには嬉しい豪華な作りでした。

 特に12話ラストに挿入されたボートのシーン、あれは格別でした。水面に広がる無限の綺羅星、流星が一条、掛ける誓い言一つ。初めてのボートデートとの対比にもなっており、これ以上の締め方はあり得ないでしょう。美麗な背景もあって、知らず鳥肌がたちました。いやぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜本当に良いなぁ……… 

 

 あと証拠品を提示する直前に若干の逡巡を見せる藍瑠代表、ちょっと面白くて好きです。その前のシーンで考えられないほどの威圧感を見せていただけに面白さが際立つ絶妙な間でしたね。

 

 

 

 

 

 アニメ終了後のエピソードである夏期生徒指導合宿文化祭年末帰省が作品を通しても特に好きなので是非とも2期をやってその辺りを映像化してほしいのですが、「炎炎の消防隊」川柳少女などのマガジン連載タイトルが待機していますし、次にアニメ化の発表があるのは「ランウェイで笑って」あたりだろうなと思います。(「星野、目をつぶって」に関しては知識がないのでコメント不可) 気長に待ちましょう。

 

 fripSideが歌う主題歌「Love with You」にもずっぷりハマってしまいました。サビの気持ち悪いところが気持ちよすぎて最近はずっと聞いています。おそらくペルシア視点の2番歌詞、サビの「遥かな道を辿ってく この恋をいま抱きしめて」が特に気に入っています。とても耳触りがよく、何故か頭の中をこれに埋め尽くされてしまうんですよね、ペルシア……

 

 

 

 

 

「傷つける覚悟も、傷つけられる覚悟もしたわ !! "今"を守るために !!」

「貴方はどうなの !? 犬塚露壬雄 !!」

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7. 風が強く吹いている

  2006年に出版された同タイトルの小説を原作にしたスポーツアニメ。過去を引きずる天才ランナー「カケル」と怪我により競技から一時退いていた「ハイジ」が出会い、「今年の箱根駅伝へ出場する」というハイジの野望にカケルと彼らが住まう寮所属の素人大学生たちが巻き込まれてしまい……というのが大まかなお話の流れです。主人公が素人をかき集めて大会優勝を目指すスポーツを題材に扱った作品は数あれど、「風が強く吹いている」は「大学生→競技に人生の全てを割くことが出来ない」「球技ほど人気ではない陸上競技」「主人公のうち1人が素人と共に競技に取り組む事に積極的でない」などとかなり変則的な内容になっています。

 

 

 

 

 最初に気になったのは、2人の主人公の片方を演じるのが豊永利行さんだからでした。デュラララ!!」の帝人の頃から彼の声が好きになり、今作でもカッコいい彼の声と演技を聴くことが出来るのだと期待に胸を膨らませていました。実際、彼が演じるハイジは明るくとても素敵なキャラクターで、さらに時折見せる深みのある表情もとても魅力的です。いや本当に見て良かったなと。

 みなさん大好き、「僕のヒーローアカデミア」や「ハイキュー」などの林ゆうきさんが音楽を担当しているのも注目点でした。「ボールルームへようこそ」と似た方向性でしたが、11話の記録会でのBGMで「これぞ林ゆうき」な気持ちのいい曲が流れてきてなんだか安心したのを覚えています。どの曲も好きなのですが、やはり覚えのあるメロディだとノリ具合が違いますね。

 

 

 作中で「ハイジ」と「カケル」との間で交わされる「走るということ」についての議論は考えさせられるものがあります。「走る」という動作自体は殆どの人間が問題なく行う事ができますが、「競技」として見たときには事情が異なり、カケルは「競技としての走りは選ばれ、努力してきた人間にしか認められない。」と主張します。そこでのハイジの返答がとても好きです。競技選手としてずっと努力してきて、怪我で夢が壊れかけても諦めずに足掻いてきた彼だからこそ言葉の重みが違います。カケルの主張も残酷な真実ではあるのですが、それだけが全てではないと真っ直ぐな瞳で語るハイジの姿はとてもかっこいいです。是非とも、是非とも見て欲しいですね。

 

 OPを歌うのは「オリオンをなぞる」などでお馴染みの「UNISON SQUARE GARDEN」で「Catch up, latency」。日の出を思わせる軽快でエモーショナルな曲調で気分がハッと晴れる一曲です。気分を高めたい時、朝起きる時などに最適です。

 OP映像で後ろへ向かって逆走し続けたカケルが背後から差し込む光を見つけて方向転換するカットがすごく好きですね。あと葉菜子ちゃん*11  がめちゃくちゃ可愛い。髪を搔き上げる仕草にズキュンドキュン走り出し〜(フッフゥ〜↑)

 

 あとあんまり関係ないですけど、キングさんがオラオラ猫背で走ってるの割と面白いんですよね、誰も注意しないのかなと。

 

 

 

 

 

 

 

「選ばれた者にしか許されないのか?そういうものなのか?走るって。」

 

 

 

風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

 
『10人目の男』

『10人目の男』

 

 

 

 

 

 

 

8. 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない

 鴨志田一さんと溝口ケージさん、さくら荘のペットな彼女のタッグが贈る ブタ野郎系トンデモSFラブコメライトノベル青春ブタ野郎シリーズのアニメ作品です。タイトルは全て「バニーガール先輩の夢を見ない」で統一されていますが、原作通り2〜3話ごとに焦点を当てるヒロインが変わるオムニバス形式をとっています。

 

 今年の春先ごろから原作を読み始めて個人的にもお気に入りのタイトルだけあって、アニメ化発表、それから多くの視聴者が「面白い」と言っている様子がとても嬉しくありました。

 

 

 一番思い入れがあるエピソードは双葉理央メイン「ロジカルウィッチの夢を見ない」ですが、何も文句のない大変素晴らしい仕上がりでした。やがて君になる」の沙弥香や、「いちご100%」の東城など、恋で苦労する女の子の話が好きなのかなということを感じたアニメでした。*12  にしても国見がいいやつすぎましたね。

 

 

 

 

 先日番組内で目にした劇場版のタイトルが「ゆめみる少女の夢を見ない」となっており、総集編ではないことが判明したため小躍りしていました。やったね。

 

 

 

先輩はバニーガール

先輩はバニーガール

 

 

 

 

 

 

 「やっぱり梓川はブタ野郎だね。」

 

 

 

 

 

9. ツルネ ー風舞高校弓道部ー

 Free!!」「響け!ユーフォニアムなどでお馴染み京都アニメーション新作スポーツアニメ*13 今回の題材は高校弓道。そういえば今まで弓道がメインのアニメって見たこと無かったかもなぁということでかなり楽しみにしていました。

 早気*14 にかかった主人公、鳴宮湊弓道部での経験を通して自らの起源を、弓を引く理由を見つめ直す、というのが大まかなストーリーです。弓道部内での友情、ライバル校との関係など見所は様々ですが今の所は恋の話はなさそうです。*15

 

 結論からいうと、めちゃくちゃ良いです。 京アニということで映像に関しては何の心配も無く会心の出来で、メインの弓道の描写も細かくされているところが好印象です。姿勢を整え、弓を番えて引くまでの一連の動き*16 が事細かに、それこそ指先足先に到るまでしっかりと描かれており流石のこだわりを感じます。さらに劇中では早気弓返り的中至上主義の競技弓道など若干の専門的な内容も含まれており、新たな知見を得ることが出来てとても楽しいです。

 タイトルにもなっている「弦音」。作中でも熟練者の放つ音は明らかに綺麗なのが分かります。聴いていてとても気持ちがよく、いや確かにこれは夢中になるなと思います。

 

 京アニ青春モノあるある、思春期特有のままならなさも健在。湊の幼馴染の粘着ホモメガネ*17 は「Free!!」を彷彿とさせます。

 

 

 

 とかなり評価が高いのですが私の中では惜しくもこの順位付け。ストーリーが発展途上なことや、他タイトルもかなり面白かったこともあってやや低めですが、正直このラインあたりまではほぼ同列ぐらいの満足度でした。

 ツルネには2クール、もしくは2期など、今後も展開して行って欲しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

弓道は、好きか?」

 

 

 

 

 

 

10. ひもてはうす

  放送時間の半分を声優がふざけている会話をゲラゲラ笑いながら見る番組。毎話アニメパートのストーリーがめちゃくちゃなのもポイント高いです、やりたい放題なんですよね。ポプテピピックから続く「物語の外で勝負を仕掛ける」作品、型破りで好きですが各クールに1つあるかないかでいいかなぁ……

 とかなんとか言いつつ結局6話で泣いてしまったんですよね、展開が読めても感動的なのはしょうがない。*18

 

 毎話EDのキャラクターに往年の名作に因んだコスプレさせる手法、最近の業界って感じで私は好きです。一番良かったのはこころが「リリカルなのは」シリーズはやてコスをしていた回ですね。推しが推しの格好してればそれは正義でしょ。

 

 

 

 百合百合人生ゲームしたいですね。

 

 

 

 

 

11. 色づく世界の明日から

  期待のP.A.WORKSの新作。色を認識できなくなってしまった魔法使いの少女が、彼女の祖母の魔法によって祖母が高校生だった時代に送られ、そこでの生活を経て色づく世界を取り戻すまでを描いた作品です。

 この作品で特筆すべきはやはり美術でしょう。「凪のあすから」でもお馴染みのP.A.WORKSと言うだけあって美術の美しさは今期でもトップレベだったなと思います。綺麗な景色は見ているだけで楽しいです。

 

 

 のですが、個人的にはどハマりするほどではなかったかなと思います。魔法が商売として成り立つほどに日常化している設定や、無意識に魔法によって自らの色彩識別能力を封じると言うのも面白いですし、その過程で描かれる少年たちの恋模様ももどかしく……と割と語れるのですが何故かもう一押し足りないと感じてしまいます。最初に自分の中でハードルを上げすぎたのかも知れません。

 

 

 

 

 とは言っても映像の美麗さもあり、やはり作品完成度は高いので素直にオススメできるいいアニメだと思います。

 

 

12. とある魔術の禁書目録

 本当に長い間待った、禁書の続編!と言うことで物凄く楽しみにしていたのですが、ちょ〜〜〜〜〜〜〜っとイマイチかなぁ……

 放送前は「いや、3期やるにしても世界大戦編やるには尺足りないし、ここまで待たせたのは4期までやる目処が立ったからかなぁ!」などと(今思うとあまりに滑稽な)希望的観測を抱いていたのですが、いざ蓋を開けて見たらあまりに早い展開に「いやこれ3期2クールで旧約*19  全部やる気ジャーーーーーーイ!」と全てを察しました。世知辛いのジャーーーーーイ!

 

 作画はまぁ、対戦編で覚醒すると期待しましょう…… *20

 

混乱

混乱

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今期の茅野愛衣さその4である。*21

 

 

 

 

 

 

 

13. アイドルマスター SideM 理由あってMini!

 315STARS(インテリver)の歌う「POKER FAITH -ポーカーフェイス-」がまぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜本当に好き。こう言うジャズ調の曲もっと頂戴もっと!早くライブで聴きたいです。(桜庭先生のソロverとかも期待しています)

 

 

14. ガイコツ書店員 本田さん

  まだ1話しかいないのですが、やおい文化って凄いんだなって思いました。

 

 

 

他、未視聴で気になるタイトル

 以下、気になりつつも視聴に至っていない作品達です。近いうちに見ることになると思います。

 

1. DOUBLE BECKER! ダク&キリル

  「TIGER&BUNNY」(タイバニ)と世界を共通する新シリーズ。タイバニがはちゃめちゃに面白かったのでこちらも面白いのでしょう。大地葉さんが出演しているのもポイント高めです。

 

2. ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風

 そろそろ漫画を最初から読みたいんですよね。 

 

3. 転生したらスライムだった件

 なかなか面白いらしく、来期のOPが田所あずささんなので見ようと思います。 

 

4. ゴブリンスレイヤー

 硬派なアニメらしいのでニンジャスレイヤーと合わせてチェックしておきたいですね。 

 

 

 

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↑ 今年屈指の名曲、未視聴のかたは是非。

 

 

 

 

 2018年12月30日24時より放送のこちら、テレビシリーズ最終話の直後から物語が始まります。原作ゲームファンとしては怪盗団と黒幕との対決の映像化は本当に嬉しいのですが、アニメのみ視聴されていた方たちは最終話が訳わからなかったそうでテレビアニメとしては課題の残る構成だったのかなと思います。

 ただ、ゲームをプレイしたことがある方ならお分かりいただけると思いますが、最終話のあのエンディング、「ゲームのまんま」なんですよね。明らか地雷の選択肢ではありましたがエンド回収のため地雷に突貫したらまんまあんな感じでゲームオーバーになってしまって放心状態に。であるため私としてはあれが、訳わからなさも含めて「正解」だったかなと。

 

 

 こちらの特番は上記の通り12月30日24時から、主な放送局ではMX、BS11が、そしてAbemaTVでも地上波同時無料放送が行われる予定です。テレビシリーズを見終えた方はこちらも忘れずにチェックしておきましょう。

 

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↑ DL版が今ならほぼ半額、この機会に是非。

 

 

 

 

 

「It's SHOW TIME!」

 

 

 

 

 

終わりに

 

 以上、これが私の2018年秋クールの全てです。皆さんとはどのくらい共通した作品を見ていたでしょう。同じ作品でも人それぞれ見ている箇所が違う場合もあり、話して見ると新たな気付きがある時もあるので友人のオタクたちと今期を振り返るのが待ち遠しいです。

 

 今の所は2019年冬クールで特別注目しているタイトルは無いのですが、まだ知らないだけの可能性があるのでこちらも予習を欠かさず行なっていきたいところです。

 

 

 

 

 

 

 それでは今日はこの辺で。「やがて君になる」から「寄宿学校のジュリエット」にかけてあんまり語ってしまって本当に長くなってしまいましたが、お付き合いいただきありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

「「明日は何になる?」」

 

*1:「あはは、大事ね。顔。」

*2:ポケットモンスターアドバンスジェネレーション コンテスト審査員のスキゾーさんをすこれ。

*3:やはり顔は大事なので

*4:完全にニチアサに対する偏見であるが、それでも朝時間の地上波に敵方のヒロインが主人公をカッターナイフで刺殺しようとするシーンなどは到底放送できないだろう。

*5:TRIGGER制作アニメのEDは登場キャラに普通の日常を遅らせがち

*6:11話なんか見た事あるしこれ完全に最終話でビビッドパンチして平和になるやつじゃん、と思ったのは内緒

*7:ライトノベル「乃木若葉は勇者である」の終盤のエピソード。読了してからはしばらく何も考える事が出来なかった。

*8:干支における辰巳の逆位置が戌亥だと教えてもらった時は思わずひっくり返った。

*9:ここまでの6タイトルは全部1位まである。

*10:JOYSOUNDのCM効果もあって1巻だけは以前購入していたのだが半年ほどずっと積み本と化していた。

*11:勝田葉菜子(CVは木村珠莉さん): 八百屋の娘で高校3年生。主人公たちの駅伝チームのマネージャーを務める。早朝ランニングにも自転車ではあるものの積極的に参加、練習中にはタイム計測などを行い献身的でとても可愛らしい。料理の腕に覚えがあるようで、配膳係が不在の折には陸上部メンバー全員分に実家から持ってきた野菜を使い料理を振る舞った。

*12:歪んでるとか言わないで。

*13:弓道をスポーツと呼ぶことには若干の抵抗があるものの

*14:弓道では弓を左右に引き分けた後数秒停止する「会」という動作を保たなければならないのだが、早気にかかると会を保てずに引き分けの最中に矢を離してしまう。弓道特有の精神病の一種

*15:期待をしていた訳では無いので問題はない。京アニの部活モノでは登場人物たちはほぼほぼ部活に全てを掛けているので

*16:射法八節と呼ぶそう

*17:酷い言いようだがこのキャラのことは大好きである

*18:オチがサイテー!

*19:原作無印シリーズ22巻以前は新シリーズ「新約」と区別するためにファンの間では総じて「旧約」と呼ばれている

*20:もともとアニメは超電磁砲の方が気合が入っていたのだが、超電磁砲S、劇場版禁書がほぼ同等の作画だったためかなり期待していました。力が入ってる箇所とそうでない箇所の差がちょっと激しすぎたかなと。今後どうなるか、よろしくお願いします。

*21:マジで可愛い、頭おかしなる。